(2023.5.21 行)
SSTR2023の帰路で、庄川(岐阜県飛騨高原~富山県富山湾を流れる川)沿いに建設されたダムを遡上しなが廻ったので、そのレポートになります。
今回は富山県側のダムを紹介していきます。
ダムへの行き方や周辺の観光ポイントなど参考になれば幸いです。
~庄川~
岐阜県北部および富山県西部を流れる、庄川水系の一級河川である。
流域には、合掌造りで知られる白川郷や五箇山などがある。
上流部は電源開発が進み、御母衣ダムを始めとしてダムが多い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%84%E5%B7%9D
ダムカード配布場所情報について、変更になる場合がありますので、
実際に訪問の際は国交省のページ、または各ダム管理所の
ホームページよりご確認ください。
※現段階でカード配布のダムはない
1.庄川合口ダム(富山県)ShoukawaGouguchi
住所は富山県砺波市庄川町になります。

旧名は舟戸ダムというようです。
二万石用水の取水口にもなっており、庄川水記念公園が併設されているのでそこを目指していくといいです。
砺波ICから国道156を走らせるとわかりやすいです。
この水が砺波を潤わせているんでしょうね~
<庄川合口ダムの情報>
型式:重力式コンクリート
目的:A W P
管轄:富山県
堤高:18.5m
堤長(幅):103.3m
総貯水量:626千㎥
ダムカード:なし
2.小牧ダム(富山県)Komaki
住所は富山県砺波市庄川町になります。
先ほどのダムが庄川峡の入口になっており、そのまま国道156を遡上すると庄川も遡上できる寸法です(国道沿いにあります)。
庄川合口ダムからは近く、10分そこらの距離感です。
ちなみにですが、あの遊覧船でしか行けないで有名な大牧温泉があるダムになります。


まだ行ったことがないので、いつか行ってみたい温泉の1つです。
ダムからちょっと上流に行ったところに遊覧船乗り場があります。

以下、ダムについてです。

見栄えとしては、右岸(写真とは逆側)からのほうが良く撮れる・・・気がします。
去年の同じ時期にも訪れているのですが、今年は放流していなくて残念・・・
大きさ的にもダムカードがありそうですが、実は発行されてないダムランキング上位に入るのではないかと思うダムの1つです(個人的に)。
<小牧ダムの情報>
型式:重力式コンクリート
目的:P
管轄:関西電力
堤高:79.2m
堤長(幅):300.8m
総貯水量:37,957千㎥
ダムカード:なし
3.祖山ダム(富山県)Soyama
住所は富山県礪波市祖山になり、先ほど同様国道156沿いに位置します。
小牧ダムからは20~30分といった距離感です。
また、ダムへは管理用道路になっており直接アクセスできず、直接拝むのが難しいです。
私は以下写真から行ける(左側へ行ける)生活用道路の橋から、若干見えるのでそこから写真を撮りました。

以下、ダムについて。

左上にみえるのがダムです・・・んー見づらい・・・
GoProを回していたので、走行中見えた映像よりもう少しいい静止画を拝借。

このダムは写真が難しい・・・
この辺りはシェッドとトンネル区間が続くため、路肩に寄る際は十分に気を付けてください。
<祖山ダムの情報>
型式:重力式コンクリート
目的:P
管轄:関西電力
堤高:73.2m
堤長(幅):132m
総貯水量:33,850千㎥
ダムカード:なし
4.小原ダム(富山県)Ohara
住所は富山県南砺市葎島で、五箇山温泉の近くにあるダムになります。
祖山ダムからは更に国道156を30分ほど遡上し、五箇山温泉を抜けたところに位置します。
時間的にちょうどお昼だったため、雰囲気が良さそうな蕎麦屋に行ってみました。


蕎麦もそうですが、豆腐がとてもおいしい印象でした。
この辺りは熱が籠るためか5月でも暑く、蕎麦と豆腐で体が程よく涼めました(日本酒飲みたい)。
ついでに五箇山も観光。


以下、ダムについて。

次の写真の通り、国道から右側にそれた小道に、上記写真の撮れる橋があります。

行くときはいいですが、国道へ戻るときは車が見づらいので、事故に注意です。
<小原ダムの情報>
型式:重力式コンクリート
目的:P
管轄:関西電力
堤高:52m
堤長(幅):158.2m
総貯水量:11,741千㎥
ダムカード:なし
5.赤尾ダム(富山県)Akao
住所は富山県南砺市西赤尾町で、先ほどの小原ダムから更に10分ほど国道を遡上し、合掌造り集落を抜けたところにあります。
「道の駅上平ささら館」が隣接しているため、そこを目指すのがわかりやすいです。
ダムも道の駅からフェンス越しに見えますし、少々歩くとより近くで見れるかと思います。
以下ダムについて。

一応発電用ではありますが、先ほどのダムとは規模がかなり小さめとなっています。
<赤尾ダムの情報>
型式:重力式コンクリート
目的:P
管轄:関西電力
堤高:29.2m
堤長(幅):153.4m
総貯水量:1,465千㎥
ダムカード:なし
最後に
SSTR2023の帰路で庄川遡上ダム巡りをしてみました。
庄川合口ダムから先の庄川峡に入ると、一気に秘境感が漂う道が延々と続いており、ドライビングにはもってこいの場所です。
富山県岐阜県の県境に近づくと合掌造りのエリアが出てきますし、観光ポイントも○。
ただ、地理的に暑さが抜けづらいのか、5月末ですがかなり暑かったです。
豪雪地帯ですし、春の雪解けを心配しなくて済む、涼しくなる秋に紅葉を感じながら観光するのがいいのかなと思います。
時間を見つけてはまた、未だ見ぬダムを求めてバイクを走らせ、記事にしたいと思います。
それでは良きダムライフを。
続きの記事はこちらから。

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