国産オフロードバイクの性能比較!一般250ccオフロードバイクどれが最強か

バイク
この記事は約6分で読めます。

(2023.10.01 記)

とにかく国産250ccオフロードバイクを探している筆者。

ただ、現状国産で250ccのオフロードバイクを出しているのはHondaのCFR250シリーズのみ

とはいえ、昨今ようやく高騰していた市場が下がってきており、弾も出てくるようになりました。

というわけで、どのメーカーにしようか悩んだので性能や特徴をまとめてみました

スズキのジェベル以外はレンタルや試乗で乗ったことがあるので、各車両ごとに乗車の際の特徴なども伝えられればと思います。

比較対象車は次の通りです。

・YAMAHA:セロー250FE

・Honda:CRF250L

・Kawasaki:KLX250FE

・SUZUKI:ジェベル250XC

※おまけで、最近調べたVスト250SXとの比較も入れています

(250ccアドベンチャーの比較表はこちらから↓)

※性能値は、Hondaは現行車があるのでメーカーサイト、それ以外は最終型についてネットの情報を拾い集めて作成しました(有力候補順)

 

1.スペック比較表

以下、各社250ccクラスのオフロードバイクと位置付けている現行車両及び最終モデルのスペックをまとめた表です。

スペック表から見える特徴として無理やり言葉を入れるなら・・・

①セローのコンパクトさ

車格、重さ、どれも最少で万人に扱いやすいモデル

②本格派のCRF、KLX

車格が大きめだが、その分馬力もあり万能

③ジェベルの鬼の航続距離

飛びぬけたタンク容量で航続距離の理論値はなんと約800Km

 

2.YAMAHA セロー250

他社と異なっている大きなポイントは次の3つ

①車格がコンパクト

他社のどれよりもコンパクトであり、車重の軽さシート高の低さ控えめなパワーオフロード初心者でも十分に扱えるように感じます。

(コンパクトとは言っても僅かではありますが。)

パワーの低さは次のポイントの代償なのかなとは思います。

②空冷のSOHC

今時空冷SOHCは少ないですが、空冷にすることで水冷機構の故障によるオーバーヒートの減少化と、SOHCによる高燃費化を行っているのかなと思います。

逆に、その分他社よりも馬力面で劣っています。

SOHCなので低回転域からでもトルクが出せるのが他社とも異なる点で、これも初心者に扱いやすいポイントかなと思います。

③フロントタイヤがチューブ、リアタイヤがチューブレス

パンク修理キットを2種類持ってなくてはならないのが面倒。

オフロードを走るならリアをチューブレスにしたいので、それに合わせてフロントもチューブレス化する人もいるみたいです。

オフロード走行と一般道走行とで、タイヤを2組用意する人もいます。

 

<実際載った感想>

シート高の低さとリアサスペンションの柔らかさもあって乗りやすいです。

日本一周している人でよく見かける車種ですね。

<足つき>

身長170cm、体重75Kgの自分だと、ほぼ両足土踏まずまで付きます。

そいう言った意味合いでのオフの走行性はあると思います。

<入手しやすさ>

現在、セロー250FE以降は生産中止されており、最終モデルは高騰していますが、少々年式を落とすと手に入りやすい価格までは落ちてきました。

北米版は作り続けてるので、パーツは心配なさそうです。

パワー不足とは言うけど、カスタマイズしたら化けますからね。

 

3.Honda CRF250F

ポイントは次の1つ

①唯一の現行車

他社は生産中止している中、唯一Hondaだけが250ccオフを生産しているので、新車が欲しかったら選択肢はこれしかない

 

<実際載った感想>

シート高はありますが、リアサスペンションの柔らかさもあって乗りやすかったです。

セロー同様、日本一周している人でよく見かけます。

スペック上パワーがあるように見えますが、実際しっとりとしたフィーリングでした。

とはいえスピードはちゃんと出るので、やはり「乗りやすい」が特徴なのかなと。

<足つき>

身長170cm、体重75Kgの自分だと、両足付きます。

<入手しやすさ>

少々値は張りますが唯一現行で出しているので新車も買えます。

セロー同様弾数も多くあり、中古市場も落ちてきているのでセローの中古車と同様の価格で中古車両が手に入ると思います。

 

4.Kawasaki KLX250

基本的にCRF250Fと性能が変わりませんが、個人的に荒々しい印象があるのはなんでだろう・・・

個人的に一番欲しいバイクだが、以下の理由で有力候補3番目。

 

<実際載った感想>

シート高が一番高く、リアクションもそこまで柔らかくなかったので、慣れないと乗りづらい印象でした。

他社よりもパワーを感じたのは気のせいだろうか・・・

<足つき>

身長170cm、体重75Kgの自分だと、両足は付かなかったです

<入手しやすさ>

現行車両もなく、中古市場も現在は数が少なく、高値で入手し辛いです。

上記が有力候補に入れづらかった点。

ただし、KLX230という230ccに落とした車両は最近まで出していましたが、これも今は生産中止しており、新車は在庫にある分だけという状況。

230ccの方はまだ中古にも多く出てますし、セロー、CRFの中古車同様の価格帯で中古市場に出ています。

 

5.SUZUKI ジェベル250XC

これは乗ったこともなければ、現在中古市場でもほとんど出てこないのでレアな1台。

大きくポイントは次の2つ。

①油冷エンジン

油冷と言ったらスズキ。

空冷より冷えるが、水冷より冷えない空冷より重いが、水冷より軽量、といった特徴のエンジン。

②航続距離

タンク容量が他社プラス10Lぐらいなので、倍以上の航続距離が可能

 

<実際載った感想>

乗ったことがないので、ノーコメント。

<足つき>

乗ったことはないが、結局リアサスペンションの柔らかさ次第です。

<入手しやすさ>

もう骨董品レベルで出てこないですね・・・。

航続距離が少なく、かつ価格も落ち着いていれば一番欲しかった1台です。

ただ、買えたとしてパーツは出てくるんだろうか・・・?

 

6.まとめ

排ガス規制で国産車の250ccオフロードバイク市場が冷え切ってますね・・・

トライアンフも250ccオフロードバイク(正確にはトライアル車)に首を突っ込んでいますし、オフロードバイクの人気自体はありそうですけど、どうなんでしょうか。

比較してみて実際買うとすると、弾数で見て現実的なのは、セローCRFの2択かなと思います。

 

コメント

  1. Bothok Laron より:

    I like the efforts you have put in this, regards for all the great content.

タイトルとURLをコピーしました