(2023.10.21 行)
車両では行けないダム巡りシリーズ。
今回は、静岡県にある千頭ダムにチャレンジしてみました。
静岡県大井川上流にある「寸又峡温泉」の先にあるダムですね。
行き方や注意点について書いてみましたので、参考になれば幸いです。
(行く際は自己責任でお願いします。)
ちなみにここはダムカードなしですが、「夢の吊り橋」付近にある「大間ダム」のダムカードは配布しているので、ついでにゲットしてみてください(寸又峡温泉観光案内所)。
行程的には、前回行った田代ダムよりは全然イージーです。
ダムカード配布場所情報について、変更になる場合がありますので、
実際に訪問の際は国交省のページ、または各ダム管理所の
ホームページよりご確認ください。
1.ルート
下図がおおよその登山ルートになります。
今回は「Yamap」で「光岳」に登山されているかたのルートを色々拝見し、赤のルートで行くことにしました。
一応それぞれ説明すると、まず温泉郷から「夢の吊り橋」までは観光地なので、だれでも行けます。
そこから・・・
緑:右岸の尾根伝いに光岳を目指すルート。
青:「寸又川日向林道」「南赤石林道」を使って光岳を目指すルート(多分これが正規ルート)。
赤:右岸沿いにある千頭ダム管理用道路を利用して「寸又川日向林道」をショートカットするルート。
となっています。
今回は目的地が千頭ダムまでですし、この千頭ダム管理用道路をショートカットとして使ってる人が散見された、というのが赤ルートを選択した理由です。
ちなみに、管理用道路はほぼコンクリート舗装しているので、チャリでも走行可能です。
(今回はチャリが壊れてたのと、運搬する車がなかったので、徒歩登山にしました。)
ちなみに、赤ルートだと、第三駐車場~千頭ダムまでは約10Km(徒歩で約2時間ちょい)で、勾配が少なく割とイージーです。
2.注意点
以下、赤ルートで行く際の注意点になります。
1.熊対策をしっかりすること
2.マダニ対策をしっかりすること
3.できれば、朝の9時までには下山したい
1.について、最近クマの出没ニュースが多いので、山に入る際はクマ鈴や撃退スプレーなど十分に準備していくに越したことはないかと思います。
あとは1人で入山せず、誰か連れて行くのもいいですね。
2.について、こちらも最近多いので、なるべく肌を出さないように注意です。いいことに、登山口が温泉郷なので、戻ってきたらすぐ日帰り温泉に入って刺されてないかチェックしたり、服装を全部交換することができます。
3.観光時間帯だと「夢の吊り橋」へ行くルートが一方通行になるので、その時間帯を避けたいという理由があります(夢の吊り橋を使わずに飛龍橋を使って対岸に渡ったほうが疲れないため。夢の吊り橋を使うと滅茶苦茶階段を登らされる・・・)。
3.服装・装備
今回は事前調査で、全てコンクリート舗装、片道約10Kmという情報を得ていたので、普段の街歩きの服装ベースで行きました。
経験者はともかく、登山になれてない人だったら、普段履き慣れた靴なら何でもいいかなと思います(重くなければ)。
途中のトンネルが真っ暗なのでヘッドライトは忘れずに。
頭:普通の帽子、ヘッドライト、首に巻くタオル
上半身:長袖のスポーツインナー、普通の半袖Tシャツ、冬用サイクルウェア
下半身:チノパン、ミドルカットソックス、ミドルカットスニーカー
その他:防水リュック(胸と腰にベルト固定できるもの)
携帯食:プロテイン飲料、スポーツドリンク、お茶、チョコ系のお菓子、昼飯(カステラ)
いくつかピックアップすると・・・
・サイクルウェア
・スポーツインナー
・ミドルカットスニーカー
・防水バッグ(愛用品)
4.行程
【10:30】第3駐車場着(一番奥)※駐車料金¥500
【10:40】夢の吊り橋観光路ゲート着(地味に距離がある)
【10:50】夢の吊り橋着
天候が良く、きれいな大間ブルーです。紅葉はまだでした。
上図中央右側を流れている川が千頭ダムへと続いています。
ちなみにこちらが吊り橋から見た大間ダム。
夢の吊り橋を渡ると、304段の過酷な階段上りが待っています・・・(本来はこれを避けたい)
【11:00】寸又峡渓谷尾崎坂展望台着
階段を登り切って右側に行くと、休憩所(トイレ、自動販売機アリ)があります。ここが観光で行ける最深部です。
【11:10】寸又峡渓谷尾崎坂展望台発
ガードレールに千頭ダムまでの距離が書いてある目印があるので、どのくらい進んだか分かり易いです。
途中にあるトンネルはこのくらい暗いので、ライトは忘れずに。
【12:40】千頭ダム着(途中2回5分休憩あり)
【13:00】千頭ダム発(昼休憩込)
【14:55】夢の吊り橋観光路ゲート着(5分休憩1回あり)
最後に
「車両などで行けないダムは肉体を使うため、健康なうちにできるだけ回っておきたい」という狙いから、最近はよくダム登山を慣行しています。
災害や天候などで通れたり通れなかったり、行き方の調査に時間がかかったりで思うように進んでないですが、またちょくちょく行く予定があるので、そのたびに記事にしたいと思います。
それでは良きダムライフを。
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