こんにちは、しばってぃです。
タイトルの通り2021.1.10に、
ダム始めに葉梨川中田堰ファブリダムへ行ってきたので、
その様子を綴っていきます。
バイクでダムへ行こうと思ったのですが、
今年は大寒波。。。
危険があるので、下流域で何かいいダムないかと探している所に、
「ファブリダム」なる存在を知りました。
興味が惹かれた故、今年はファブリダム巡りも1つのテーマにしていこうと思います。
目次
0.ファブリダムとは
まず、ファブリダムの正式名称は、
「ゴム引布製起伏堰(ゴムひきぬのせいきふくぜき)」
という名前だそうです。
Wikipediaから情報を引用すると、
ゴム引布製起伏堰(ゴムひきぬのせいきふくぜき)は、ゴム引布製のチューブに空気や水を注入・排出することで起伏させる堰。ゴム堰、ラバーダム、バルーンダム、ファブリダム(住友電気工業の登録商標)ともいう。
水をせき止める目的で川に建設される堰のうち、水門(ゲート)などの可動部分を持つものを可動堰といい、持たないものを固定堰という。可動堰のうち、ゲートが上下動するのではなく起伏するものを起伏堰といい、ゲートを起こした状態(「起立」という)で水をせき止めておき、洪水などで増水した際に倒して(「倒伏」という)放流するものである。起伏堰のうち、筒の形をしたゴム引布製の袋を用いるものがゴム引布製起伏堰である。
とのこと。
要は、水(川)を堰き止める物を広義でダムと言うならば、
我々が思い浮かべるコンクリートや土砂で固めたダムに対し、
ファブリダムは膨らんだゴムでできたダム、ということ(だと思う)。
このゴムが、膨らんだり縮んだりすることで、
河川を堰き止めたり、流したりするワケのようだ。
ゴムを膨らますポンプなどがあれば用意できコストが抑えられるため、
例えば小さな河川で必要な際は 1つの選択肢となるのだと思う。
ダムって奥深いなぁ。
1.葉梨川中田堰ファブリダム(静岡県)
実際の場所はこの辺りです。
○○巡り、と言いながら、実はこの辺りにはこのダム1つしかなく。。。
場所的には、新東名藤枝PA付近ですね。
葉梨川中田堰ファブリダム
ちゃっちく見えるかもしれませんが、
この時期は水量も少ないですし、流石にゴムも膨らんでませんね。
川の壁や、ゴムの形状を見ると、
水量がある時はおそらく下図のようになるんでしょうかね。
※赤:ダム、青:川
時に、周りは田畑で囲まれている場所でした。
おそらく引水するために作られたのだと考察されます。
葉梨川中田堰ファブリダムレビューは以上です。
2.総括
大寒波ということもあり、とりあえず1カ所だけ様子見、という感じです。
ファブリダムは、有るところには有るけど、無いところには無いんですよね。
静岡県に関して言えば、伊豆と、中部~西部に存在しているようです。
巨大なダムに対したら何も面白くないかもしれませんが、
これも生活を豊かにするために考え出された人工建築物。
急流河川の多い日本は、こういった河川を利用した施設が多く存在します。
そこからその地に住まう人の様子が紐解けるのも、
このダム巡りの楽しさの1つでもあります。
今年は、このファブリダムも1つのテーマとしてやっていきたいと思います。
ビバ、ダムライフ。
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